桂棚 束のむくり

伝統建築用語に『天井、一分(いちぶ)のむくり』という言葉があります。

畳の枚数 × 一分(尺貫法:いちぶ/約3mm)ほど、
あらかじめドーム型に中央を上げておくことを『むくり』をとると云われています。

『むくり』には2つの理由があります。

ひとつめは、天井を真っ平らに張ると目の錯覚で
天井中央が垂れて下がって見えてしまうこと。
ふたつめは、天井板の自重と経年変化で実際に垂れ下がってきてしまうこと。
その2つの問題を解決した先人の知恵です。


この桂棚でも、束の面がほんのわずかに凹んで見えるので
少し膨らみを持たせました。
20130703桂棚-5
(左:束サンプル むくり無し (右:むくり有り


北海道札幌市中央区円山の住宅設計
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2013-07-08 : : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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