桂棚(かつらだな)【自作品】

飛騨高山にある木工の学校(2年目)での家具作り自由課題にて
1997年の年末から1998年始にかけて製作しました。
学校で習ったテーブルや椅子、箱物(キャビネット・引き出しの)などの
家具類の仕口と、自己探索した指物的仕口をミックスさせた飾り棚です。

20130702桂棚-1
棚板、引き出し前板、裏板、側板の材は柔らかな桂(かつら)。
引き出し内部の側板、向板、底板は白く軽いサワクルミ。
束と畳摺りは紅く堅いアサダ。
金物は真鍮削り出し。
塗装は荏胡麻油。

夕日色の棚。
桂の木肌に少し油を擦り込むと和らかな赤色に。
この色と質感に惹かれました。

そしてこの桂の板は共木(ともぎ)。共木とは同じ一本の木からとれた板のこと。
桂は皮付近の白太(しらた)は幅も大きく
材質的にも中心部よりもさらに脆く弱いので
棚板には残らないように木取りをしています。
その赤太部分だけを使ったこの桂棚として数えられる年輪だけでも50数年。
中心部よりも端の材でこの年輪数なのです。
生木の頃、木皮から芯部までだと150年から200年ほどは
有に経っている大木の桂。
色も木目もとても奇麗な板です。


北海道札幌市中央区円山の住宅設計
家と庭の設計デザイン
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2013-07-02 : : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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